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ラトビアの地方都市・バウスカに行ってみた!

前回はラトビア・リガの旧市街の観光についてまとめましたが、今回はちょっと離れたバウスカ(Bauska)という土地について書いていきます。

前回の記事:ラトビア・リガの旧市街と新市街に行ってみた

フランスからラトビアに旅行中、リガ(首都)で出会った女の子に、地元を案内してもらえることになりました。

バウスカ市内では、バウスカ城、ルンダーレ宮殿、そしてバウスカの町を中心に見て回りましたしたので、その様子を写真とともにお送りします。

バウスカ(Bauska)とは?

そもそも、バウスカとはどこか。

バウスカとは、ラトビアの隣国・リトアニアから20キロほどの小さな町です。

<バウスカの場所>


人口は9,400人。小さな町ですね。

ラトビア人が住民のほとんどですが、ロシア系の住民も人口の1割ほどを占めています。

ソ連やドイツ侵略を受けた歴史があるため、小さい町ながらさまざまな宗教や文化の跡が確認できるという、面白い町でした。

ラトビアの首都・リガからは66km。リガから出ているバスを利用して訪れることができます。

また小さい町であるものの、リトアニアに続く高速道路が通っているので、トラックの交通量が多いようです。

(参考:ウィキペディア(英)

リガからバウスカへの行き方

【バウスカへの行き方】

バウスカに着くまで、リガ-バウスカのバスを使いました。

地方都市へのバスは、市内バスのようにグーグルマップを使ってもルートが出てきません。

なので、Busradarというサイトで経路を調べます。

いまネットで見てみたところ、お値段は3.15ユーロ(約450円)、所要時間1時間ほどでした。

検索結果(2018年3月時点)

①06:15→07:30(3.50€)

②07:30→08:35(3.15€)

③07:30→08:45(3.50€)

④08:00→09:05(3.15€)

バス自体は30分間隔くらいでコンスタントに出ているようですね。

予約をすませ、バス乗り場“Riga bus Station”へ向かいます。

<バス乗り場について>

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私がバスに乗るとき、グーグルマップにバス停の住所を入れて探しました。

ところがまだ精度が良くなかったのか、バス停の横にある普通の道路(13. janvala iela)を示されてしまい、ちょっと困った覚えがあるのでここにリガのバス停を載せておきます。

バウスカに着く

バウスカには1時間ほどで到着しました。

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<バウスカ駅>


駅はコンビニみたいなのが1店舗と椅子しかないような感じ。

こじんまりとした駅で、一瞬北海道の田舎に帰った気分になりました。

駅の周辺もあまり人気がありません。

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バウスカ城を訪ねてみる

さて、その跡ユースホステルにて知り合った子と落ち合う予定でしたが、私が待ち合わせよりかなり早く着いたので、一人であたりを散策してみることに。

「バウスカ城がオススメ」と聞いていたので、まずはそちらを訪ねてみました。

<バウスカ城>

駅から20分ほど歩いて到着。

途中、町の教会や、城を挟む大きな川を見ることができました。

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お城の雰囲気はこんな感じです。

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周りにいた人は地元民と思わしきおじいさんと、父子のみ。観光らしき人は全くいません。

それにしても、川に挟まれている中世の城ってかなりドラクエとかFFっぽいですね。

そんなこんなで待ち合わせの時間が近くなり、もう一度バス停まで引き返します。

周辺を案内してくれたのはアグネスという大学院生の女の子で、バウスカ出身の方です。

彼女と一緒に、まずはルンダーレ宮殿を訪れてみました。

ルンダーレ宮殿とは?

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・ルンダーレ宮殿とは?

ルンダーレ宮殿は、バウスカの町から12kmほど先、車で12分ほど離れた場所にあります。

バロックとロココ様式の宮殿で、バウスカ駅からのバスで訪れることができます。

<ルンダーレ宮殿>


仏ウィキペディアによると、1736年から4年かけて建築され、もとはドイツ人貴族 エルンスト・ヨハン・フォン・ビロンのために作られたとか。

建築はフランスで生まれたイタリア人建築家、バルトロメオ・ラストレッリによるものです。

また、この建築家はロシアで主に活躍し、後にロシア・サンクトペテルブルクの「冬の宮殿」を手がけたことでも知られています。

宮殿内部のほとんどは、1765年〜1768年あたりに完成したと記されていました。

もともとはドイツ人貴族によって所有されていた宮殿ですが、1795年以降はロシア帝国の政治家であり、エカテリーナ2世の愛人でもあった、プラトン・ズーボフが所有。

現在は観光施設として公開されており、見学できるのは月曜日-日曜日まで、営業時間は10:00-17:00です。

(詳しくはルンダーレ宮殿公式ページでご確認ください)

(参考:仏ウィキペディア

ルンダーレ宮殿への行き方

ルンダール宮殿まで、バウスカ-ルンダール宮殿間のバスで行きました。

バスの時刻はこちらのサイト(1188 transport)から検索できます。

2018年9月時点では、だいたい0.75ユーロ〜2ユーロで乗車できるようです。

参考までに、現在のバスの時間を載せておくとこんな感じです。

・バウスカ駅⇨ルンダール宮殿

バスの時間(2018年9月24日時点)
始発バス: 06:05 AM → 06:23 AM

・06:55 AM → 08:03 AM

・07:25 AM → 07:44 AM

・08:00 AM → 08:17 AM

最終バス:07:20 PM → 07:42PM

(今日のバスの時間はこちらでチェック)

・ルンダール宮殿⇨バウスカ駅

バスの時間(2018年9月24日時点)
始発バス: 07:19 AM → 07:40 AM

・08:03 AM → 08:20 AM

・08:17 AM → 09:25 AM

・09:22 AM → 09:40 AM

最終バス:07:36 PM → 07:55PM

(今日のバスの時間はこちらでチェック)

実際に乗ってみると、リガ-バウスカ間の乗客は5、6名とスッカラカン。

40年以上使われていそうな凄いバスでした。

車窓にはひたすら草地が続きます。

「マジで宮殿あるの?」と思いながら20分ほど乗車した後、ルンダール宮殿近辺に到着しました。

ルンダール宮殿に入場する

ルンダール宮殿の入場料は見学できる範囲季節によって入場料が変わります。

例えば、庭と宮殿内の一部のみが見れるチケットだと、このような料金でした。

・5月~10月→大人€4.5、フルタイムの学生€4、子供€2、未就学児無料。

・6月~9月→大人€7.5、フルタイムの学生€6.5、子供€3.5、未就学児無料。

なお、2018年5月1日より価格の変更があるようですので、詳しくは公式サイトを参照されることをおすすめします。

<ルンダール宮殿の外観>

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私たちが訪ねた5月には、少しだけチューリップが咲いてました。

庭には屋外演劇ができる場所があったり、庭師の家らしき建物があったりしました。

オフシーズンだったせいか観光客も少なく、私たちの他にはフランス人の集団ツアー客と、他個人客がちらほら…という具合でした。

<ルンダーレ宮殿の内観>

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宮殿の内部をみたところで浮かぶ感想は『ベルサイユ宮殿そっくり!!』です。

建物自体の作りから、ラトビアを訪ねる数ヶ月前に訪れたベルサイユ宮殿が思い出されました。

とはいえ部屋の内部をみていくと、東欧っぽいツボを飾った部屋があったり、所々ロシアっぽい装飾もあって面白かったです。

一つ気になったのは、部屋の隅に置いてある青い箱。

この写真だとちょっと見づらいですが、写真の左奥に届く青と城の箱が確認できますよね。

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天井まで届きそうな高さの箱なんですが、これは各部屋内にあるヒーティングシステム?のようなものらしいです。

ベルサイユと比べるとかなりシンプルなお城ですが、人口1万もない町にある宮殿ということで、なかなか興味を惹かれるものがありました。

一通り見て回り、ルンダーレ宮殿内にあるカフェでお茶をして再びバウスカへ。

バウスカ

バウスカ-リガ行きのバスに乗る前に、バウスカを散策しました。

<バウスカの町>

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・ルーテル教会(プロテスタント系)

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バウスカの町でまず発見したのが、このかなり古い教会。

1591年から1594年の間に建てられたとか。

プロテスタント系の建物のせいか、質素な雰囲気です。

また、この他にもロマンカトリックの教会やらがありました。

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さらにロシア正教会の建物もあります(写真撮り忘れた…!)。

<バウスカの教会>

このほかにも、今は利用されていない映画館があったりと、廃墟の建物もちらほら見られました。

ちょっと夜に来たら不気味そうですが、廃墟ファンとかには堪らない町だと思います。

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廃墟の映画館

 

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廃墟の民家

 

<街並み>

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街並みはこんなかんじ。

この写真をとったあたりが、町の中心部です。

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近くにはリトアニアに続く道路があり、トラックが何台も行き来していました。

最後に、左手に見えるレストランでご飯を食べました。

<バウスカのカフェ>

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私が頼んだのが手前のプレート。

ドイツ風のシュニッツェルのようなカツに、マヨネーズやらチーズがかかっている食べ物です。

あれかな、ドイツ文化がラトビアの料理にも影響しているのかもしれません。

奥のプレートはサラダとクレープです。

 

まとめ

バウスカにはルンダーレ宮殿以外、目立った観光スポットはありません(バウスカ城はほとんど公園みたいな感じです)。

ですが、ちょっとマイナーなスポットが好きな人や、廃墟が好きな人にはたまらない町ではないかと思います。

「バウスカを訪ねるためにラトビアに行くべし」とはとても言えませんが、リガからも1時間程度でつくので、時間がある方はふらっと寄ってみると面白そう。

 

<ラトビアについて>

ラトビアは、西ヨーロッパのようなザ・観光地、みたいな場所ではありません。

そのせいか、どこの場所に行っても「初めて足を踏み入れた日本人の気になれる)」という、謎のアドベンチャー感を味わえます。

また、物価が安いのも特徴。今回の旅で、学生の旅行にぴったりだったということがわかりました。

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こんなビールも2ユーロくらいで飲めます!!!!(ちょっとドイツビールに似てる)

日本からの直行便もないので、今ヨーロッパにいる方は訪れるよいチャンスかもしれません。

前回:ラトビア・リガの旧市街と新市街に行ってみた

 

更新日

・2018年3月23日 公開

・2018年9月25日 リライト

ABOUT ME
佐藤ユカ
大学4年生。北海道出身です。石狩市の高校を中退して、カナダBC州の高校に留学・そのまま卒業。 自己推薦で立教大学に入学しました。カナダ・ケベック州に興味があって、大学ではフランス語などをゆるーく学習してます。 前職ではWEBライティングのインターンをしていました。現在はアプリの英日翻訳などを行なっています。