留学体験

日本のボランティアは義務的?カナダの高校で30時間ボランティアしてから考えてみた

最近フランス関係の話が多いので、今回はカナダについて書いてみたいと思います。

私佐藤は16歳から18歳まで、カナダBC州のバンクーバーに留学していました。

高校卒業まで2年ほどいたわけですが、その間学校のシステムや文化など、さまざまな違いを体験することができました。

例えばボランティア制度(Career exploration)

この制度は何かと言いますと高校の卒業要件で、カナダ・BC州の高校では30時間のボランティア〜職業体験が卒業するために必須だったんです

このシステムがあるせいか、現地では生徒がボランティアに参加する機会が開かれている印象を受けました。

ということで!

今回は、カナダの高校とボランティア制度について掘り下げてみたいと思います。

なぜボランティア制度について書くのか

なぜ今回、ボランティア制度について探っていくかといいますと、日本での「ボランティア」の意味・イメージを調べてみたいと思ったからです。

理由は二つあります。

①日常での疑問

というのも先日、夏休みに「ボランティアしよっかな」と友達数名に言ったところ「んええ?」とか「意識高い」とかいう反応がありました。

こういった反応から見るに、日本ではボランティアに以下のようなイメージがあるのではないか?と疑問を持った次第です。

「ボランティア=変わってる?」

「ボランティア=意識高い系のステータス?」

この体験から、おもに日本の学生が持つ「ボランティア」にはどんなイメージがあるのか、ちょっと調べてみたいなと思いました。

②東京五輪のボランティア騒動を見て

そして最近、東京五輪のボランティアに対しての要求が高すぎる事などが話題になりましたよね。

この件に限らず、日本では「ボランティア=無償労働」と混同しているケースが多いのでは?という意見もたまに聞きます。

しかし、ボランティア先進国とも言われているカナダの様子を思い返してみると、やはり地域の方も「自分から進んで」ボランティアに参加している人が多いような印象を受けました。

そんな現地の様子を思い出すと、日本のボランティアにはどこか義務的なニュアンスが含まれているような気がしてくるのです。

そこで本記事では、まずBC州の高校におけるボランティア制度を切り口に、日本のボランティア文化を調べてみたいと思いました。

カナダ・BC州の制度について

まずはBC州の高校卒業要件に盛り込まれている、ボランティア制度の概要をまとめてみます。

カナダは州ごとに教育制度が異なりますので、後ほど他の州のボランティア制度についても軽く触れていきます。

・ボランティア制度のねらい

BC週のボランティアワークの名称は“Career exploration” (旧 Work Experience or Community Service)で、公式ページに記載のポリシーによると高校プログラムでは「教室内にとどまらない、実践的な学び」の重要性にも着目しているとのこと。

「生徒のキャリアや、人間的・社会的な発展をサポートする」という目的で、ボランティアが卒業要件に設定されています。

また、この制度では学校側の「応用力」の向上も見込まれているようです。

「応用力」とはどういうことかというと、「生徒が学んだスキル、知識、そして考え方等を、職場や大きなコミュニティで応用できるように、手助けすること」と記述されいてました。

・いつ導入されたのか?

この制度は2004年に適用された卒業要件より導入されたようで、2018年度より新しい卒業要件が適用された現在も30時間のボランティアが必修要件として盛り込まれています。

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(“B.C. Graduation Program: Implementation Guide” 35ページ)

 

※ただし、名前の改称など、細かい部分の変更はあるようです。

・何をすれば要件を満たせるのか?

BC州では30時間以上、以下のいずれかに従事することで要件を満たせます。

⒈文科省認定の職業体験プログラム

⒉ボランティア・地域奉仕

⒊学校が手配する職業体験プログラム

⒋有償の職業体験

実際のクラスメイトを見ると、ほとんどボランティア・地域奉仕をしていた人が多かった覚えがありますが、BC州では職業体験もカウントされるんですね。

他の州でのボランティアアワー

さらに調べていくと、カナダではほとんどの州でボランティアが必修だったことが分かりました。

以下の図にこちらの記事を参考にしながら、各州で卒業に必要なボランティアアワーなどをまとめてみました。

①40時間以上

オンタリオ州(職業体験でも可)

②30時間以上

ブリティッシュ・コロンビア州/ユコン準州(職業体験でも可)、ニューファウンドランド・ラブラドール島

③25時間以上

ノースウェスト準州

④必修授業

ヌナバット州

⑤選択授業

マニトバ州、ニューブランスウィク州

⑥その他(奨学金制度)

プリンス・エドワード島

⑦検討中?

ケベック州

※2012年、ケベック州知事が「高校卒業要件に、10時間以上のボランティアを盛り込む」案を提言したようですが、調べた限り制度化された様子はありませんでした。

このようにおよそほとんどの州の高校教育で、ボランティアに関するプログラムが作られていることが分かりますね。

必修授業となっているヌナバット州については、高校2年生(グレード11)の課程に該当の授業が含まれているようです。

さらにプリンス・エドワード島では、30時間以上100時間以内のボランティア完了で、1時間5ドル計算の奨学金が支給される、とか。

でもこのボランティアって、実際はどんなことをするんでしょうね?

次の項目では例として、私がカナダにいたときのボランティア体験を振り返ってみたいと思います。

実際にボランティアしてみた話

私が高校生だったときにしたボランティアは

⒈ 地域マラソン

⒉ バンクーバーマラソン

⒊ 図書館のイベント手伝い

⒋ ゴミ拾い

⒌ 学校内のリサイクル係

などでした。他にも色々やったと思いますが、とりあえず思いつくのはこんな感じですね。

ちなみに、どのように時間数をカウントするのか?という点に関してですが、毎回ボランティアを終えるたび時間数を書いて、指定用紙にサインをもらっていました。

ちょっと前のパートタイム勤務表みたいですね。

さて、ここではそれぞれ具体的にどんなことをしたのか、せっかくなので振り返ってみたいと思います。

⒈ 地域マラソンのボランティア

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ノースバンクーバーと、バンクーバーの間にあるスタンレー公園で開催された、小規模マラソンでのボランティア。

ランナーに水とゲータレード(スポーツドリンク)を渡しました。

あとは”almost there!”とか言って声援を送るなど。

⒉ バンクーバーマラソン

ぶっちゃけ何やったのか覚えていませんが、多分地域マラソンと同じ給水係だったと思います。

おそらく、バンクーバーマラソンの盛り上がりがすごかったことの方が印象深かったのでしょう。

⒊ 図書館のイベント手伝い

Vancouver_Public_Library_(interior)画像:Wikipedia

Vancouver Public Libraryという図書館内で開催されたイベントの備品撤去を手伝いました。

椅子を運んだり、簡単な雑用とかですね。

市内のど真ん中にある図書館だからか、他の高校からのボランティア参加者もちらほら居たと思います。

ボランティア作業はこのTシャツを着ていました。

IMG_8812

その後、Tシャツは参加賞(?)としてそのまま持って帰ることができました。

⒋ ゴミ拾い

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ノースバンクーバー側から、バンクーバーにかかる河川沿いでのゴミ拾い。

街の中心部から少し離れたノースバンクーバーでの作業だったせいか、参加者は地域の大人が多かった印象です。

ボランティア終了後はクッキーやらコーヒーやらをつまむという、なごやかな回でした。

というか、もともとバンクーバーの河川沿いはさほど汚くないので、社会貢献というより地域交流っぽいボランティアでしたね。

⒌ 学校内のリサイクル係

食堂のゴミ分別の呼びかけなど、いわゆるリサイクル係的な活動。

学内でできる案件だったので、このボランティアはちまちま継続していったと思います。

以上が、私がカナダにいたときに行ったボランティアでした。

ちょっと脱線しますが、卒業間際にボランティアアワーが足りないことに気づき、慌ててボランティアした生徒もいたとか。

その生徒を知るホストマザーによると、「ホスト先の風呂掃除を手伝う」作業をボランティアとして申請してたとか…色々なやり方があるわけですね。

さて、このボランティアを通して、プログラムのねらいである「生徒のキャリアや、人間的・社会的な発展」は達成されたのでしょうか?

あれから6年経った今、考え方の変化や、この体験から学んだことを振り返った上で、日本のボランティアについて書いてみたいと思います。

・30時間のボランティアを終えて

しかし、こうして振り返ってみると、まるで楽そうなボランティアしか選んでませんね。笑

それでも学内には、常にボランティア情報が掲示されている上、必修要件なので日頃からボランティアを意識せざるを得ません。

「今学期は何のボランティアしようかな」

「先週貼られてた犬の面倒を見るボランティアに興味があるんだけど…」

など、友達との会話でボランティアについて話題に上ることも多々ありました。

日本にいた時よりは、ボランティアやら貢献やらについて考える機会が増えたと思います。

・帰国後のボランティア

日本に帰国したあともちょくちょくボランティアする習慣がつきました。

帰国後に参加したボランティア活動は、こんな感じです。

①留学浪人中

新千歳国際アニメフェスティバルというイベントで、通訳・翻訳関係をしました。

(これはかなり感謝されて嬉しかった!)

②大学入学後

ベタに渋谷のゴミ拾い、高校生向けオープンキャンパスの手伝い、そして留学生のバディプログラムなど。

③大学留学中

フランス留学中は現地の日本語クラスで会話練習の補助。

今年は短期でアジアの教育系をやってみようかなと思っています。

ここだけ見るとまるで意識が高い人みたいですが、カナダの高校でボランティアをしなかったら、絶対に無関心だったな、と思います。

というのも日本の小学校〜中学校にいたとき、私は超無気力な生徒だったんです。

もともと体育会根性が嫌いだったので、部活はほぼ帰宅部みたいな美術部。

日曜日はひたすらゴロゴロ。

社会貢献とか、部活に打ち込むといった生活とはまるで無縁でした。

極端な話「だらだらする」「遊ぶ」くらいしか休日の過ごし方を知らなかったわけなんですね。

しかし、この「だらだらする」「遊ぶ」(または大学生であれば「バイトする」)などの時間の過ごし方に、「ボランティア」が選択肢に入った。

それは、この体験があったからだと思っています。

やはりボランティアを通して「考え方・価値観」は多少変わったかなというのが、今振り返ってみての感想でした。

ちなみに、教育課程で取り入れられている義務のボランティア制度に熱心に取り組む生徒は、卒業後も積極的にボランティア参加する傾向が高いという研究もありました。

「カナダ・韓国において,中等教育課程 の義務的なボランティアプログラムに熱心に取り組 んだ学生は,大学生になっても継続的にボランティ ア活動に取り組む傾向が高く,高校時代のボランテ ィア体験が一過性のものではなく,それ以降の青年の対社会活動を規定していることを明らかにすることができた」(小澤 2016、35)。

さて、ここまでカナダ・BC州のプログラムを中心に見てきましたが、一方で日本のボランティアはどうでしょうか?

これまでの内容を踏まえて、次の項目では日本のボランティアについて探ってみたいと思います。

日本のボランティア

今回は日本のボランティアに触れるにあたって、以下のポイントに絞りました。

⒈ 日本の高校での取り組み

⒉ 日本でいう「ボランティア」の意味

まず、カナダの制度を振り返る中で、日本の高校とボランティアについても調べたいと思ったので、日本の高校とボランティアについても触れてみます。

そして、日本でのボランティア一般についての様子も探っていきましょう。

⒈ 日本の高校での取り組み

日本では2007年より、東京都立の高校に奉仕授業が導入されたようです。

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卒業要件はこちら。

卒業までに1単位(35単位時間)以上。
35単位時間の少なくとも半分は「奉仕体験活動」に配当。

文部科学省『東京都、高等学校「奉仕」について」』

1単位時間が50分ですから、つまり約30時間がボランティア活動に当てられるというわけですね。

 

・ボランティアに関するイメージ

しかしながら、2000年〜2010年代にかけて日本・カナダ・韓国で青年の「ボランティアに対する意識」を調査した研究によると、日本の青年層の約3割が一定して「ボランティア=偽善的」というイメージを持っていることが明らかになっています。

しかも「2010年・2011年の大学生データでは、4割が「ボランティア=偽善的」と捉えている」とか。

公益財団法人日本財団学生ボランティアセンター(Gakuvo)調べによると、2017年の全国学生1万人を調査した結果、ボランティアに興味がある学生は6割ほどだったにも関わらず、実際にボランティアに参加した学生はさほど多くありませんでした。

さらに「対価がない働きに対しては参加したくない”と回答したのは、ボランティア活動へ参加したくない学生の内約12%」(公益財団法人日本財団学生ボランティアセンター調べ)だったそうです。

この結果を受け、以下のような分析がされていました。

割合としてさほど多いものではないですが、これらの回答をする学生は「お金が発生しない労働は割りに合わないから。」「働いたら対価としてお金をもらいたい。」という様に、ボランティアを「労働」と捉えている傾向が強いようです。公益財団法人日本財団学生ボランティアセンター、2017

こうした例から見るに、日本の学生は「ボランティア」という言葉にある種のネガティブメッセージだったり、無償労働だったりの意味合いも感じているのではないでしょうか。

これは、私たちの文化に横文字の「ボランティア」という概念がなかったせいでしょうか。

そもそも日本での「ボランティア」という言葉自体に、海外のそれとは何か違う意味がつきまとっているからでしょうか?

気になったので、日本でいう「ボランティア」の意味も調べてみました。

⒉ 日本でいう「ボランティア」の意味

日本の「ボランティア」とは何か。

大辞林には「自発的にある活動に参加する人。特に、社会事業活動に無報酬で参加する人。篤志奉仕家。」と書かれています。

①自発的であること

②無報酬であること

大きく分けてこの2つが「ボランティア」の要素だということですね。

しかしながら、日本では「特に、社会事業活動に無報酬で参加する人」の部分が「ボランティア」のもつ意味として強調されているのではないかと思います。

・東京五輪の例

2016年12月に発表された東京五輪のボランティア要項には、このような条件が盛り込まれていました。

①10日以上の参加

②休憩、待機時間を含み1日8時間程度の活動時間

③ボランティア活動の保険、ユニフォーム、活動中の飲食支給

④しかし交通費・宿代は無償

ハッキリ言って、これではよほどの暇人でもない限り参加できませんね。

その後「ブラック条件すぎる」「そんなに時間割けない」等の批判を受け、2018年6月には、このような条件に変更されたようです。

・5日以内の参加

・1日5時間程度の活動時間

・新聞の意見欄

他にも、先日見た新聞にはこのような葉書が投稿されていました。

https://platform.twitter.com/widgets.js

『日本では「ボランティア=無償=尊い」という意識が強く、残念だ』

もちろん、すべてのボランティアが無償労働的であったり、強制的だと言いたいわけではありません。

しかし今回の東京五輪の件などを見ていると、やはり日本にはボランティアという言葉に「無償労働」だったり、「強制」のイメージが含まれているのではないかと感じました。

 

私の思うボランティア

ボランティアは楽しい

日本には「滅私奉公(私情を抑え、社会に対し奉仕する精神)」という言葉もあるみたいですが、ボランティアって基本的には楽しいものだと思います。

私の思う、楽しさの要素:

⒈ 学校やバイト先で会わないような人と出会える

⒉ 視野が広がる

⒊ 何かしら人の役に立つ、しかも感謝される

 

⒈ 学校やバイト先で会わないような人と出会える

地元北海道で通訳・翻訳関係のボランティアに参加したときは、イギリスでオペラ歌手をしていた通訳者さんや、NPOで働いている方など、普段出会えない経歴を持つ人と出会うことができました。

地方都市では大都市に比べ、海外や語学を活かして仕事している人に出会う機会が少なかったので、こうした人たちに出会えるだけでも意義深かったと思います。

バイト先・学校ではなかなか出会えない人、普段接点のない人と関われることは利点の一つというわけですね。

 

⒉ 視野が広がる

何のボランティアに参加するかを選ぶとき、自分で「何に興味があるか」「どのように持っているスキルを活かしていくか」よく考えることができます。

 

・何かしら人の役に立つ、しかも感謝される

これは通訳・翻訳系や留学生系のボランティアで思ったことですが、「得意なこと(語学や学生交流など)を活かして人に感謝される」と、すごく嬉しいんですよね。

 

このように、ボランティアは人の役に立つだけではなく、自己実現のためにも価値あることなのではないかというのが、私の考えです。

また、高校生にボランティアを義務付けたということに関して、調べを進めていく中で思ったことがあるので、そちらについても補足したいと思います。

 

ボランティアは義務付けるべきか

個人的経験として、たしかに留学時代に行った義務としてのボランティア制度は、「ボランティアに慣れる」という意味ですごく役立ちました。

しかしこれを日本で適用するには、以下のポイントを強調しておきたい思います。

①ボランティアはもともと「自発」

②「自発性」は、時間的余裕がないと生まれないのでは?

ボランティアはあくまで「Volonté(自発的な)」という意味が元であること、「自発性」を学生に期待するなら、時間的余裕を持たせるべきではないかという点ですね。

 

①ボランティアはもともと「自発」

ボランティアという外来語は、英語から来ています。

そしてさらに英語から語源を辿ってみると、フランス語の単語からきていることがわかりました。

もととなったフランス語(voluntaire)には「①故意の、意図的な、②意志の強い、③自分の意思による・自発的な、④志願兵・ボランティア」といった意味があります(プチ・ロワイヤル第4版)。

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Online Etymology History“より

もともとボランティアは「自発性」という意味からできた行いなので、やはり日本の文化にうまく混ぜ合わせるためには、「無償労働」よりこのコンセプトをきちんと把握していくべきではないか、というのが私の持った感想です。

 

②「自発性」は、時間的余裕がないと生まれないのでは?

また、この「ボランティアに関する自発性」というのは、塾通いや部活などで忙しい中生まれるものなのか?という疑問を感じました。

Benesse教育研究開発センター(2005)によると、高校2年生の半数の睡眠時間は6時間以下

しかも子どもの体験活動研究会(2002)の調べでは、学習塾に通う生徒の7割近くが午後9時以降の帰宅だということが明らかになっています。

こうした調査を見ると、1日4限しか授業がなく1日のスケジュールがシンプルで、塾制度も基本的に無いカナダに比べるとやはり、日本の高校生は忙しいのではないかと思います。

このスケジュールの中、さらに「社会貢献する自主性」まで期待することはできるのか?と疑問に思いました。

まとめ

今回は「カナダBC州の高校で、30時間ボランティアしないと卒業できなかった話」についてでした。

冒頭で紹介した①日常での疑問、②東京五輪のボランティア騒動といった出来事をきっかけに、カナダのボランティア体験を振り返るとともに、主に日本の学生のボランティア観を調べてみました。

その結果、日本ではボランティアに対し、いくらかネガティブなイメージがある、ということが分かりました。

また、「カナダ・BC州でのボランティア制度についても紹介したい」という思いから、何個か体験談も混ぜてあります。

うまくまとめ切れたか不安ですが、ここまで書いたことがカナダの文化や留学情報etc.について知る上で役に立てる日が来ればと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

 

※もし翻訳や情報に間違い等があれば教えていだけると非常にありがたいです。

参考にした記事・文献


・Government of British Columbia. 2004. “Work Experience or Community Service Requirement for Graduation.” https://www2.gov.bc.ca/gov/content/education-training/administration/legislation-policy/public-schools/work-experience-or-community-service-requirement-for-graduation

・Government of British Columbia. “B.C. Graduation Program Implementation Guide.” https://www2.gov.bc.ca/assets/gov/education/kindergarten-to-grade-12/support/graduation/graduation-implementation-guide.pdf

・Aleksandra Sagan. “High school volunteering: As some struggle to secure hours, others raise bar.” CBC news, October 1, 2015. https://www.cbc.ca/news/canada/high-school-volunteering-as-some-struggle-to-secure-hours-others-raise-bar-1.3201991#where.

・Anonymous. “Charest wants Quebec students to volunteer : CAQ wants to slash Quebec’s school boards.” CBC news, August 15, 2012. http://www.cbc.ca/news/canada/montreal/charest-wants-quebec-students-to-volunteer-1.1177128

・カナダ・ライブラリー、2017、「ブリティッシュコロンビア州の高校卒業に必要な単位数」、http://www.canada-support.com/2017/07/04/dogwood-diploma/ (2018年7月30日アクセス)。

・小澤 亘、2016、「ボランティア文化研究の挑戦 : 日・韓・加3カ国ボランティア意識調査を振り返って」、『立命館産業社会論集』、第52号、33-51、http://r-cube.ritsumei.ac.jp/repo/repository/rcube/7552/ (2018年7月30日アクセス)。
・公益財団法人日本財団学生ボランティアセンター(Gakuvo)、2017、「全国学生1万人~ボランティアに関する意識調査2017~」、
http://gakuvo.jp/about/newsrelease/ (2018年7月30日アクセス)。
・Benesse 教育研究開発センター、2005、「第1回子ども生活実態基本調査報告書」、https://berd.benesse.jp/berd/data/dataclip/clip0005/(2018年7月30日アクセス)。
・子どもの体験活動研究会、2002、「地域の教育力の充実に向けた実態・意識調査報告書」、https://berd.benesse.jp/berd/data/dataclip/clip0005/index2.html(2018年7月30日アクセス)。

 

ABOUT ME
佐藤ユカ
大学4年生。北海道出身です。石狩市の高校を中退して、カナダBC州の高校に留学・そのまま卒業。 自己推薦で立教大学に入学しました。カナダ・ケベック州に興味があって、大学ではフランス語などをゆるーく学習してます。 前職ではWEBライティングのインターンをしていました。現在はアプリの英日翻訳などを行なっています。