レビュー

アマゾンプライムで視聴できるフランス映画「麗しき日々」のあらすじ・感想

こんにちは、佐藤ユカです。

今回はアマゾンプライムで視聴できる数少ないフランス映画の一つ、「麗しき日々(Les Beaux Jours)」をネタバレ込みで紹介したいと思います。

あらすじ

60歳で歯科医を引退したカロリーヌは、娘に勧められカルチャースクールへ通い始める。

始めは乗り気ではなかったが、コンピューター教室で若い講師と不倫仲になってしまい…

というお話です。人妻が年下の男性と不倫関係になってしまうという、中々フランスらしい映画ですよね。

フランスでの公開年は2013年だとのことです。

感想

全体的にサクッと観れるお話でした。

結局不倫は夫に勘付かれ、不倫相手のジュリアンと別れたカロリーヌは家庭を選ぶ…という結末です。平和な終わり方でスッキリ。

作中、一回り以上年下の男性のメールに一喜一憂する主人公の姿がとても微笑ましかったです。

メールやりとりもカロリーヌは一般的なフランス語で書いているのに、ジュリアンは砕けたフランス語を使っている所に世代差が出ていてクスっときます。

  • フランス語学習中
  • 人間ドラマ系の映画が好き
  • 気軽に観れる映画が好き

こんなポイントに当てはまる方には、おすすめしたい作品です。

1時間半程度なのでサクッと視聴できる所もポイントですね!

注意する点があるとすれば…あれですかね。途中エロティックなシーンがあるので、一緒に観る相手は選びましょう!(笑)

アマゾンプライムビデオ対象作品なので、会員の方はぜひ。

補足:フランス人の「不倫」とは?

この映画に関連して、一つ補足したい点「不倫」について。

何だか日本では年の差恋愛や不倫と言うと陰鬱なイメージが付きまといがちですが、フランスではさほど深刻にタブー視されてません。

それはなぜか?例えば、フランスでは中世よりいわゆる「不倫」が恋愛の形として見なされていたことが理由の一つではないでしょうか。

フランスにはもとより「騎士道恋愛」というものが存在しました。

騎士道恋愛とは平たく言うと「騎士が既婚女性に愛を捧げる」というもの。少し騎士道恋愛について漁ってみると、こんな説明を発見しました。

この騎士道恋愛が西欧的恋愛の原型である。

つまり、「不倫」が根底にあり結婚とは別物というわけだ。

このような恋愛の基本型は、「女1人に男複数」である。

(中村未知穂、「フランス 恋愛の歴史」、京都産業大学文化学部国際文化学科)

(現在引用元リンクが切れていますが、こちらより一部抜粋を確認できます)

はい、現代でいう不倫そのままですよね(笑)。

この映画に限らず、「間奏曲はパリで」など「人妻が息抜きする」話の映画が多いのは、こんなフランスの恋愛史的文脈が少なからず反映されているのかなぁと思ったり。

まとめ

今回はフランス映画「麗しき日々」についてでした。

本作は60歳の主人公・カトリーヌがエレガントすぎる所も見所の一つだと思います。

アマゾンプライムビデオにはまだまだフランス語の映画数は少ないので、もっと増えてくれると嬉しいですよね。

ABOUT ME
佐藤ユカ
今年9月からベルギーに留学予定の23歳。出身大学は立教(異文化コミュニケーション学部・仏語副専攻)。 雑記ブログ「メリメロ」では留学の準備方法・インターンの探し方・フランス語の参考書/映画紹介を中心に投稿しています!