MailerLite(メーラーライト)は、メールの配信や効果測定、A/Bテストの実施、ステップメールの設定ができるメールマーケティングツールです。
本記事では、このメーラーライトを使ってメールを作成し、配信する方法をご紹介します。
なお、メーラーライトの概要や、登録方法については下記の記事でご紹介しています。こちらもあわせてご覧ください。

コンテンツ
[Campaign] > [Create Campaign] をクリック

メーラーライトにログイン後、画面上部の [Campaign] メニューをクリックしてください。
次に、画面右上にあるオレンジ色のボタン [Create campaign] をクリックします。
件名・差出人・言語を選択する
次に、件名・差出人・言語の情報を埋めていきます。
- Subject(件名):メールの件名を入力します。
- Who is it from?(差出人):左枠には差出人の名前を入力します。右枠には差出人のメールアドレスを入力しましょう。
- Language(言語):デフォルトの「English」のままにしておきます
なお、「Who is it from?(差出人)」項目で入力した差出人とメールアドレスは、受信者の画面に表示されます。

設定が完了したら、画面下部にある [Next: CONTENT] をクリックします。
デザインを選択する
[Next: CONTENT] をクリックすると、メールのエディタを選択する画面が表示されます。
選択できるエディタには4種類あり、それぞれの違いは下記の通りです。
- ドラッグ&ドロップエディタ:HTMLメールをドラッグ&ドロップで作成できる
- リッチテキスト(新):テキストメールを作成できる
- リッチテキスト(旧):テキストメールを作成できる
- HTMLエディタ:HTMLメールをコーディングして作成できる(上級者向け)
「リッチテキスト(新)」と「リッチテキスト(旧)」はどちらもテキストメール用のエディタですが、前者はブロックエディタ形式です。ワードプレスを使ったことのある方は、Gutenbergのような操作感を思い浮かべていただくと良いかもしれません。
今回は「リッチテキスト(旧)」を使って本文を作成していきます。
本文を編集する

エディタを選んだら、メール本文の編集を行います。用意した文章や画像を差し込んでみましょう。
文末の表記を日本語にする
今回は旧バージョンのリッチテキストエディタを選びましたが、どのエディタを選んだ場合も、メールの最後に下記の表記が自動でついてきます。
Company name | #101 Minato-ku, Tokyo (住所)
This email was sent to {$email} | Unsubscribe | Forward this email to a friend
Powered by MailerLite
この表記は、一番最初のステップの「言語」項目で選択した言語で出力されます。メーラーライトは日本語に対応していないため、面倒ですがこの部分は手動で修正しておきましょう。
文末の表記を翻訳すると下記のような感じになります。
会社名 | 住所
このメールは {$email} 宛に配信されました。| 配信解除 | このメールを転送するPowered by MailerLite
{$email} について、メールを受信した人の画面にはこの部分に受信者自身のメールアドレスが差し込まれます。

本文の編集が完了したら、画面下部にあるオレンジ色のボタン [Done editing] をクリックしてください。
配信対象となる購読者を選ぶ

最後に、今回のメールの配信対象となる購読者を選びます。
全ての購読者に配信する場合は [All active subscribers] を、特定のグループに属する購読者のみに配信する場合は [Groups] 項目から対象となるグループを選んでください。
配信先を選んだら、 [Next: Review and confirm] をクリックします。
※購読者やグループの設定は、画面上部の緑色のメニューにある [Subscribers] から編集できます。
※画面の「Recipients」下部にある [Advanced] メニューをクリックすると、送信先の対象者を絞り込んだり、条件を設けたりといった細かい設定ができますが、今回は割愛します。
内容を確認する

[Next: Review and confirm] をクリックすると、これまでに入力した情報を確認する画面が表示されます。
[Subject and sender] では件名と差出人の情報、[Content] では本文の内容をチェックしましょう。緑色のプレビューボタンを押すと実際のメールのデザインや、本文の内容を確認できます。
テストメールを送りたい場合は、灰色の [Send test email] をクリックしてください。
間違いがあった場合は、灰色の [Edit XX] ボタンをクリックして、該当する項目の編集画面に戻ります。
内容に問題がなければ、画面最下部の [Next: Schedule] をクリックしてください。
内容を確認する
[Next: Schedule] をクリックすると、メール配信のタイミングを選ぶ画面が表示されます。
いますぐ配信する場合は「Send now」を、配信する日時を予約する場合は「Send later」を選びましょう。
もし購読者の中に、国外に住んでいる人がいる場合は「Deliver based on time zones」が便利です。こちらも「Send later」と同じ配信日時を予約する機能ですが、この選択肢を選んだ場合、購読者のタイムゾーンに基づいてメールが配信されます。
また、Google Analyticsと連携させてデータを収集したい場合、次の項目にあるチェックボックスにクリックしてください。
メール配信のタイミングを選んだら、画面最下部の [SEND] (配信予約の場合は [Schedule] )をクリックしましょう。
以上でメールの送信・予約作業はおしまいです。お疲れ様でした!
※Google Analyticsを適用させる場合、あらかじめGoogle Analyticsとの連携設定を済ませておく必要があります。設定画面にたどり着くには、画面上部の右にある アイコン > [Account settings] > Google Analytics の順番にボタンをクリックします。
MailerLite(メーラーライト)でメールを作る
メーラーライトを使って営業メールやメルマガを作成・配信すると、送信後にも「開封率」「クリック率」「配信解除率」「スパム報告率」「バウンス率」など様々なデータを取得できるため非常に便利です。
今回ご紹介したメールの作成・配信のほか、メーラーライトではA/Bテストの実施やステップメールの作成(メールの自動化)もできます。
いろいろな機能を触って、使い方をマスターしてみましょう。