056号室
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就職・転職

就活せずに職を得るには?「就活しない生き方」を解説

こんにちは、さっちです。就職活動を控えた大学生の方の中には、「就活がめんどくさい」「そもそも働くことに興味が沸かない」という方もいるのではないでしょうか。

就職活動ではグループディスカッションや質疑応答、SPI、自己分析、スーツの用意など準備することが多い割りに、いざ挑んだ面接では

「学生時代に頑張ったことは何ですか?」

「あなたを動物に例えるなら?」

など、職務内容とどう関係があるのか分からない質問を聞かれたり、人事との相性によって結果が左右されることも珍しくありません。

筆者も在学中は合同説明会を覗いてみたりしましたが、結局、まともに就活しない生き方のまま卒業しました。

就活をしなかったのは、もともと「できれば働きたくない」と思っていたことに加え、「いくら準備しようが就活は結局運」というのが持論だったためです。

卒業後2年がたった今、現在は運よく正社員になっているのですが、いま考えると「学生時代に就活せずに職を得ることができた理由」は、第一に運が良かったことに加え、第二に職歴につながること(インターンシップや課外活動、副業など)在学中から卒業後も続けていたからではないかと思います。

前置きが長くなりましたが、本記事では、就活しない生き方を選ぶ理由や、なるべく働かないで生きる方法、就活しない生き方の体験談の他、就活せずに仕事を得るための方法を提案します。

※もちろん現在は新型コロナウイルスの影響もあり、今就職活動をはじめる大学生&大学院生さんは19年卒の筆者より大変厳しい状況にいると思います。

本記事の内容は必ずしも全員の状況に当てはまらない部分もあると思いますが、参考程度に見てもらえると幸いです。

就活したくないのはなぜ

まず、就活したくないという気持ちの要素を整理してみましょう。

就活しない生き方に興味がある人は、

  • やりたいことがない
  • 会社で働くことに魅力を感じない
  • 労働が怖い・働きたくない

上記のいずれかに当てはまる場合が多いのではないでしょうか。

やりたいことがない

興味のある業界はあっても、自分がその業界で具体的に何ができるかが分からない。やりたいことがないというパターンです。

「やりたいことがない」と言うと何だかネガティブに聞こえますが、大学生でやりたいことが定まっていないのはむしろ当然ですよね。

日本では大学生の期間が4年間あるとはいえ、就活は3年目から始める場合が多く、入学から2年後期までの時間で、日々研究をこなしつつ、アルバイトやインターンなどで「仕事でやりたいことを探す」作業をしなければいけません。

そんな短い労働体験でやりたいことが明確になる人の方が珍しいです。

会社で働くことに魅力を感じない

就職したくない理由の2つ目は、「会社で働くことに魅力を感じない」です。

会社といっても色々ですが、新卒一括採用で多くの人が大手企業に就職できた50代〜60代くらいの親を持つ大学生の方は、働くというと「大企業の労働」を想像する人も多いのではないでしょうか。

しかし、大企業はいくら福利厚生が良くても、

  • 仕事内容がある程度決められている
  • 転勤ありの場合が多い
  • 終身雇用には期待できない

といった側面もあり、人によってはあまり魅力的な場所に見えないかもしれません。

もし上記のような会社で働くことに魅力を感じないという場合は、大々的に新卒採用を行っている会社だけではなく、中小会社やスタートアップなども調べ、自分に合いそうな業界・会社の規模感などをさぐってみると良いかもしれません。

労働が怖い・働きたくない

日々ニュースを眺めていると、過労死・自殺・パワハラ・モラハラ・セクハラといった内容の報道が頻繁に取り上げられており、働くことに不安を感じる人も多いと思います。

また、ブラック企業に勤めている人や、大して好きではない仕事をしている人が身近に多いと、労働に対するイメージはどうしても「つまらないもの」「できれば関わりたくないもの」となりがちです。

なるべく働かずに生きるには?

これまでの項目では就活を控えた人が「就活したくない」と思う理由をいくつかに分けて紹介しましたが、詰まるところ、最後に紹介した「働きたくない」という理由に当てはまる人は多いのではないでしょうか。

かといって卒業後は働かないと、食べていけませんよね。そこで、働きたくないけど路頭に迷うのも嫌…という人に紹介したいのは「FIRE」という生き方。

卒業後すぐ働かないのは難しくても、30代や40代で早期退職する「FIRE」という生き方は既に日本や米国で例があります。

この項目では、「なるべく働かない生き方」に近いFIREという方法を紹介します。

FIREという生き方を紹介

FIREとは「Financial Independence(経済的な自立)」「Retire Early(早期退職)」の頭文字から成ることばで、アメリカで発祥したライフスタイルの一つです。

「経済的に自立して、30代や40代などの早期に退職する」というFIREを実現する方法としては、収入を元手に米国株式や米国債券などを運用しつつ、年間支出の25倍の資産を築くことが挙げられます。

しかし、なぜFIREには年間支出の25倍が早期退職に必要なのでしょうか?次の項目で説明します。

FIREに必要な「4%ルール」

FIREをめざす人の間では、「4%ルール」と呼ばれる目安がFIRE実現の鍵になると考えられています。

「4%ルール」とは、米・トリニティ大学の研究に基づく理論で

投資元本の4%に生活費が収まっていれば、毎年4%を取り崩して生活しても、30年以上資産は減らない

という理論のことです。「パーセントや倍数で言われても何のことだか訳がわからない」という人も多いと思いますので、もう少しざっくり説明してみます。

例えば「生活費が年間300万円の人の場合、その25倍である7,500万円ぶんの資産形成をして運用すれば、毎年300万円(=7,500万円の4%)を取り崩しながら生きても資産を減らさずに済む」ということです。

つまり、「年間支出の25倍」ぶんの資産形成をすれば、働かないで生きることが可能になるという訳ですね。

収入ー支出=資産

ここまで読んでいただいた方は気づいたかもしれませんが、FIREの目安とされる「年間支出の25倍」の資産を早く築くために大事なのが「収入ー支出=資産(×運用利回り)という考え方です。

収入があまりにも少なかったり、生活費があまりにも多かったり、資産をうまく運用できなかったりすると、年間支出の25倍を成すまでに定年を迎えるまでの時間がかかってしまうかもしれません。それでは早期退職とは呼べませんよね。

だからこそ、なるべく早い段階で退職するには年収を上げて生活費を抑えることが重要なのです。

大学卒業後から働かない生活だと「年収を上げる」という部分が厳しくなってくると思うのですが、早めに何らかの方法でお金を作り、生活費を下げることで他の人より早く「FIRE」を実現できる可能性が高まると言えるでしょう。

「働きたくない」と考えている私たちにとっては、このFIREは唯一就職へのモチベーションが出てくるような考え方ですよね。筆者も、FIREが目標だからこそ日々の労働を頑張れています。

▼FIREについてさらに詳しく知りたい方は、上記の書籍を読んでみてください!(2冊とも超おすすめです)

就活しない生き方の体験談

ここまでの項目では、就活しない生き方に興味がある人の「就職したくない理由」や、一生のうち労働にかける時間を短くする「FIRE」という生き方を紹介しました。

なるべく早く退職して暮らすには、できるだけ「収入を上げ」「生活費を下げ」「資産を運用する」ことが重要と書きましたが、

この記事を主に読んでいる大学3年生〜既卒生の方は、「そんなこと言っても、就職活動はしないで収入源を得たい」と思っているかもしれません。(分かります、筆者も学生の頃はそんな感じでした!笑)

そこで私は実際に就職活動をせず、卒業から1年くらい職を転々としてから正社員になったのですが、この項目では「就職活動をしないで生きた」一例としてその際の体験談を紹介します。

転職サイトで「未経験OK」求人に応募

まず結論からお伝えしてしまうのですが、正社員になった方法としては転職サイト上で「業界未経験OK」「職種未経験OK」といった文言が書かれてる求人を探して応募していきました。

求人を出している企業の中には「適性さえあれば未経験でも採りたい、若い方が仕事を教えやすい」という考えの会社もあり、こうした求人の面接では新卒採用では何の武器にもならない「若さ」や、アルバイトやインターンシップ、副業などで得た経験も評価してくれる場合があるためです。

また、転職サイトの求人を中心に応募することで、企業説明会、応募書類作成(転職サイトでは簡単な志望動機を書くだけで応募できる場合が多い)、グループディスカッションといった通常の就活でかかる手間を省くことができ、あまり手間暇をかけず仕事を探せました。

私は個人的に新卒面接の「学生時代のあなたのエピソードを教えてください!」のような、人の性格を深掘りする質問がとても苦手だったのですが、中途採用系の面接ではこれまでの職歴やスキルの話が中心になるので面接も比較的答えやすかったです。

重要なのは職歴か

私の場合、新卒時代に就活をしない生き方でも運よく卒業後に正社員になれたのですが、面接時にとても役に立ったと思うものは「職歴」です。

私は在学中から卒業後にかけて、

  • アルバイト
  • 長期インターンシップ2社(大学3年生〜)
  • 派遣社員1社(卒業後〜就職まで)

これらの仕事をしていました。

インターンシップではスタートアップ企業でライターや事務の仕事を、派遣社員時代は人事労務効率化のソフトウェア会社で、カスタマーサポートの補佐のような仕事をしていました。

就職先は業務効率化ソフトウェア系の会社だったのですが、おそらくインターンや派遣社員時代に似たような業界・職種の場所にいたことがプラスに働いたのではないかと思います。

就活しない生き方で職を得るには?

上記の項目では筆者自身の「就活しない生き方」体験談を紹介しました。

もちろん私がまともに就活をしないで仕事を得られたのは、当時新型コロナウイルスが蔓延する以前だったという運の良さという要素による部分も大きく、再現性という面では低いかもしれません。

そこで、下記の項目では「転職サイトで未経験OK求人に応募する」以外の「就活しないで職を得る」方法を紹介します。

インターン先で就職

まず一つ目が、インターン先で就職するというパターンです。

この方法は大学2,3年生など比較的時間に余裕がある人が取りやすい方法なのですが、長期インターンシップで企業に採用してもらい、そのままインターンシップ先で採用してもらうという方法です。

短期インターンはどちらかというと「学生に会社のことを知ってもらう」説明会的な目的で実施されることが多いので、長期インターンシップがおすすめです。

この方法のメリットは、うまいことインターンシップの面接と実務で結果が出せれば就活する必要がなくなるという点です。

デメリットは、全ての企業がインターンを正社員にすることを考えている訳ではないので最初の企業選びが重要だという点と、長期インターンシップを募集している企業は都市部に偏っており、地方だと会社の選択肢が少ないという点です。

ゼロワンインターン

フリーランスになる

フリーランスとは、会社や組織に所属せずに、個人で仕事を受注する働き方のことです。

近年、在学中からライターやウェブデザイナー、動画編集者のスキルを身に付けつつ、卒業後にフリーランスになる「新卒フリーランス」と呼ばれる進路を取る人もおり、就活をせずにフリーランスになるという方法も見かけるようになりました。

新卒でフリーランスのメリットは、仕事内容や休日、関わるクライアントなど仕事に関する全てを自分で調整できること。

一方、フリーランスは月々の給与面が安定しない場合もあり、自分のスキルでどれだけの収入を得られるのか見極めておく必要があります。

また、その他のデメリットとして、フリーランスになってから企業での就職を目指すことになった際、新卒フリーランスだと企業での経験がないため、就職のハンデになってしまう可能性も考えられます。

中途採用枠に応募

次の方法は、「中途採用枠」に応募するという方法です。

先ほどの体験談でも少し紹介したのですが、エン転職、doda、Wantedlyといった転職サイトに登録し、「未経験OK」「既卒歓迎」といった経歴があまり多くなくても挑戦できそうな求人に応募します。

新卒なのに中途採用枠に応募して良いの?と思うかもしれませんが、中途採用の求人と言ってもいろいろな種類があります。

経験者を対象に求人を出している場合、求人票には「同職種で○年以上の経験がある方」といった文言が添えられているので、それぞれの求人票を見て自分の経験が適しているか否かを確認しておきましょう。

中途採用では基本的に書類提出→面接の流れで採用が決まるので、新卒採用でよくある「ES提出→SPI→面接複数回→ディスカッション」という1社あたりの選考の手間が省けるのがポイントです。

エージェントに相談

この手段はほとんど就職活動に近いので載せようか迷いましたが、「どうしても今就職する気は起きないけど仕事がないと困る」という状態であれば就職エージェントに相談してみるのも良いと思います。

就職エージェントとは、人材を探している企業に学生を、仕事を探している学生に企業を紹介する事業のことです。

場合によってはエージェントが面接に同席するなどして、企業と学生の間を取り持ちます。エージェントを介して採用が決まった場合、企業が人材紹介料としてエージェントに料金を支払う仕組み。

このような仕組みのため、学生は無料で職業紹介のサービスを受けられます。

下記におすすめの就職エージェントを紹介します。

  • キャリアチケット:新卒中心に就職支援をしている企業。実際のカウンセリングでは大手ベンチャーの求人も紹介してくれるなど、紹介先はホワイト企業が多い印象でした。
  • かつやくカレッジ:既卒・中退・フリーター向けに職業紹介をしているサイト

筆者も新卒のとき、上記の「キャリアチケット」でカウンセリングを受けたのですが、就活していなくても詰められるといったことはなく(笑)、状況や自分の適性を汲んでお仕事を探してくれました。(その後、結局面接は受ける気が起きず断ってしまったのですが…)

就活しない生き方を調べる私たちは「有能な怠け者」

今回は、就活しない生き方を切り口に、なるべく働かないで生きる方法や、就活しない生き方で正社員になった体験談、就活しないで職を得る方法を紹介しました。

スーツを着て、複数の会社の説明会をまわり、それらしい志望動機を作って面接で披露する。これだけ準備する量が多いのに面接は顔や人事との相性と言った点に結果が左右されることもある…

そんな就活は、非効率のいい例だと思います。「就活しない生き方」のようなキーワードで検索してきた方も、少なからずそう思う部分はあるのではないでしょうか。

話は変わりますが、ドイツの軍人であるハンス・フォン・ゼークト氏によると、組織に属する人を以下の4タイプに分けられるそうです。

  • 有能な怠け者:非効率な仕事をラクに済ませる方法を考える
  • 有能な働き者:なんでも率先してこなす。
  • 無能なナマケモノ:仕事を深く考えずにこなす。
  • 無能なハタラキモノ:判断力がないのに率先して行動する。結果、仕事が複雑化する。

有能な怠け者は面倒な仕事を嫌うため、少ない努力で生産性を引き出す力があるんだそう。

この考え方を参考にすると、もしかして今、就活という面倒な仕事をしない(もしくはラクに済ませる方法)を探している私たちも、有能な怠け者かもしれませんね。

就活したくないという気持ちを恥に思わず、自分なりの方法で解決策をさぐることで思いもよらない道が開けるかもしれません。ここはぜひ、有能な怠け者の力を発揮してみましょう!

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さっち
都内IT企業勤めの24歳。 日本の学校が嫌になり15歳でカナダに留学、現地校を卒業。 帰国後、立教大学(異文化)に入学。在学中に1年間フランスに派遣留学。 現在はひたすら年収アップを目指してプログラミングと簿記の勉強中。趣味はワインとドイツ語。