留学

ブリュッセル自由大学に修士留学した場合の「初期費用」を概算してみた

こんにちは、大学4年生の佐藤ユカ(@yuka56blog)です。

大学3年生ごろから、卒業後はヨーロッパの大学院に留学したい!と思っていたのですが、留学にまつわる一番の心配ごとと言えばお金ですよね。

修士課程の留学って、いくら位かかるの?

修士課程に必要な費用の目処をつけるため、今回はわたしの志望校の一つであるベルギー・ブリュッセル自由大学(コミュニケーション学部・ニューメディア&ヨーロッパ社会学科)を例に、留学の初期費用を概算してみました。

※その後、同大学より合格通知を受け取りました!ありがたや(2019年2月追記)

ブリュッセル自由大学への修士留学、初期費用は57万円ほど

仮にベルギーのブリュッセル自由大学に修士留学する場合、初期費用はどの程度かかるのでしょう?

一度概算してみたところ…

少なくとも57万は掛かることが分かりました。内訳はこのようになっております。

ユーロ
学費 €3,400 ¥428,740
出願手数料 €50 ¥6,305
学生寮のデポジット €250 ¥31,525
渡航費 ? ¥100,000
ビザ申請料 ? ¥8,100
合計 ¥574,670

(2019年3月14日修正。ユーロ・円表記を追加しました。1€=126.1円換算)

現在のレートについてはこちら(グーグル検索「EUR to JPY」)も参照ください。

学費

まず、学費で€3,400(43万円程度)掛かっていますね。

2017-2018年度と2018-2019年度の学費表を参考にしてみると、どうやらブリュッセル自由大学では学費を「固定学費+取得単位数に応じて加算」する方式で出しているようです。

Tuition fees 1718“こちらのリンクを開いていただくと分かりやすいかと思うのですが、全学部に共通して掛かる固定学費(€1,450) に加えて、1単位取得ごとに€25を加算していく式になっていることが分かります。

例えば、コミュニケーション学部にかかる費用はこのように紹介されていました。

固定学費 €1,450
取得単位に応じる加算 €25
× 78 ects
合計 €3,400

(Vrije Universiteit Brussel, “Tuition fees 1718” を基に作成)

日本ではあまり見慣れない学費の算出方法ですが、おそらく学部によって必要な取得単位数やプログラムの構成が異なるため、このような方法を起用しているのかもしれません。

一瞬、携帯電話のプランみたいだなぁと思っちゃいましたよ(笑)

ところで今回はブリュッセル自由大学を例に学費を出しましたが、ベルギーの大学に限らず西ヨーロッパのほとんどの大学ではヨーロッパ圏外の学生が入学する場合、基本的に大体30万円程度は掛かってしまうと思われます。

ヨーロッパ圏外の学生は学費負担が重い

ヨーロッパの多くの国では、EU/EEA加盟国外の学生に適用される学費と、EU/EEA加盟国の学生に適用される学費の額が異なります。

例えば、ブリュッセル自由大学・コミュニケーション学部の場合、ヨーロッパ(EU/EEA加盟国)の学生が払う学費は€1,108

「€1=¥126.1」のレートで換算すると、14万円程度になりますね。

固定学費 €234
取得単位に応じる加算 €11
× 78 ects
合計 €1,108

(Vrije Universiteit Brussel, “Tuition fees 1718” を基に作成)

ヨーロッパ圏外の学生が払う費用と比べると、その差は30万円ほど。

私もブリュッセル自由大学に出願する前、ヨーロッパの大学院の学費を色々調べてみたのですが、どこの大学も概ねヨーロッパ圏外の学生が払う学費は、ヨーロッパ圏内の学生と別に設定されていました。

ただし例外として、全学生への年間学費が234€に設定されているフランスなど、ヨーロッパ圏内・圏外を問わず全ての学生に均一の学費が適用される国もあります。

※2019年度より、フランスもヨーロッパ圏外の学生に対する学費の値上げが取り決められてしまったようです。残念…!

ちょっと学費の話で脱線してしまいましたが…ブリュッセル自由大学へ留学する場合にかかる、初期費用内訳の話に戻りたいと思います。

出願手数料

2019年度の出願情報では、ブリュッセル自由大学への出願手数料は€50(¥6,305)でした。

 

(引用:Vrije Universiteit Brussel, N.D. “How to apply“, accessed on March 14th, 2019)

ただし、合格した場合手数料は返金されるそうです。

  • Vrije Universiteit Brussel, N.D. “How to apply“, accessed on March 14th, 2019

寮のデポジット

大学が提供する学生寮に入る場合、€250(¥31,525)のデポジットが必要になるようです。

 

(引用:Vrije Universiteit Brussel, N.D. “ROOM RATES AND RENTAL AGREEMENT“, “VUB rooms”, accessed on March 14th, 2019)

このへんは大学の寮に入るか、アパート借りるかによっても変わってきそうですね。

渡航費

大手航空券サイト「スカイスキャナー」をあたってみた所、東京−ブリュッセル間の片道航空券は乗り継ぎありで、最低でも10万円ほど掛かるようです(2019年3月14日確認)。

直行便の場合は30万円代が最安値でした。

基本的に、往復券に比べ片道券を購入した場合は割高になってしまうんですよね…。

2019年3月に同年9月の航空券をチェックしたのですが、予約する時期や出発時期によってはより高額なチケットが表示されるかもしれません。

渡航費を抑えるには、早めに航空券を予約したり、航空券比較サイトを活用すると良さそうです。

航空券比較サイト

航空券比較サイトについて。例えば以下のサイトをよく聞きます。

  • スカイスキャナー
  • トラベルコ
  • イーツアー(etour)
  • エアトリ

どの比較サイトを使っても航空券の値段はあまり変わらないのですが、サイトの作り的にはスカイスキャナーとトラベルコが使いやすいかなぁという印象です。

例えばイーツアーエアトリの場合、検索結果には燃料サーチャージ料などを含まない航空券代金のみが表示されます。

(例:エアトリより)

そのため検索結果の一覧からさらに「フライトを確認する/フライトを見る」といったボタンをクリックしないと航空券の合計料金を見られないため、価格の確認に手間がかかってしまいます。

(例:エアトリより)

一方スカイスキャナーとトラベルコは、燃料サーチャージ料など手数料など込みの価格を一覧表示してくれる上、乗り継ぎの合計時間も表示してくれるので各社の航空券を比較しやすい印象でした。

ビザ申請料

2019年3月14日現在、ベルギー大使館でのビザ申請料は¥8,100でした。

  • Visa for Belgium“, Embassy and Consulates of Belgium in Japan, accessed on Feb 15, 2019.留学

正規留学は高いが、メリットも多い(と信じたい)

以上、全ての費用を合わせると、57万円ほど。

ユーロ
学費 €3,400 ¥428,740
出願手数料 €50 ¥6,305
学生寮のデポジット €250 ¥31,525
渡航費 ? ¥100,000
ビザ申請料 ? ¥8,100
合計 ¥574,670

(2019年3月14日修正。ユーロ・円表記を追加しました。1€=126.1円換算)

入学予定から1年前に出した計算なので大まかな目安ではありますが、現地到着までこのくらいの費用はかかると考えてよいでしょう。

さらに、現地についてからは居住費や生活費などが必要になります。

諸々の生活費なども自己負担の前提で考えると、ゆうに年間200万円程度はかかっちゃいそうですね。

うーん、計算してみると留学前に充分な貯金を貯められるのだろうか…急に不安になってきました。

補足
  • フランス(交換留学)の場合

あとここで補足させていただくと、前回立教大学の交換留学制度でフランスに行ったときの初期費用も45万円ほどでした。

(留学の初期費用はどのくらい?フランス交換留学時の出費を振り返る)

chart-3

前回は交換留学で渡航したため、学費を払う必要がありませんでした。

ただ学費の代わりに堪えたのが寮の前払い料金。

1学期(5ヶ月)分の寮費を前もって入金する必要があったため、計44万円ほどの出費がありました。

…今更だけど、留学ってとてもお金かかりますね!

しかし、日本はアメリカ、チリに次いで学費が高い国。例えば、日本の国公立大学院の学費も53万円程度です。

ついでに言うと、東京なら生活費も世界トップクラスに高いですよね。

…それならいっそ、初期費用こそ高くついても海外に行く選択肢もアリなんじゃないかな、と私は思っています。

というのも、もともと外国語が好きな人にとっては外国語「で」学べる環境が手に入りますし、値段は高くついても、海外留学のメリットはたくさんあるはず(…と、信じたい!)

とはいえ、留学資金すべてを自己負担で賄うことには限界があります。

そこでぜひ活用したいのは「奨学金制度」。

国内外の奨学金や、企業・団体が提供する奨学金などプログラムには色々な種類がありますが、ベルギーには「Master Mind Scholarship」という奨学金制度があります。

こちらはTOEFL94(またはIELTS7.0等)&GPA3.0以上の学生が出願できる奨学金で、応募資格もさほど厳しくないのでぜひヨーロッパへの修士留学を考えている方には知っていただきたいです。

(TOEFL90点台でも応募させてくれる上、日本人も応募できる奨学金は中々見つからないんですよね)。

TOEFL94&GPA3.0~で出願できる奨学金「Master Mind Scholarship」

「Master Mind Scholarship」について、詳しくはこちらのリンクへ飛んでいただければ分かりやすいかと思います。

このプログラムは、対象となるベルギーの教育機関にて、修士課程を履修する予定の学生が応募できる奨学金です。

出願資格について

対象となる教育機関については、こちらのリンク先で確認できます。

見ていただくと分かると思うのですが、ベルギーの主要大学ほとんどが対象となっているんですよね。しかも、芸術系学校も対象です。

さらに応募資格には国籍の制限がないので、日本人でも応募可能。

2019-2020年度の募集では、TOEFL94点(またはIELTS7.0以上)のスコアを持っており、かつGPA3.0以上(4.0中)の学生に応募資格があるようです。

TOEFL100点以上ではないと出願できない奨学金が多いので、この奨学金制度は大学院留学を考えている方にとってはかなり狙い目ではないでしょうか。

これからベルギーやヨーロッパへ修士留学をしたいな、と考えている方はぜひチェックしていただきたい制度です。

まとめ

今回は、ブリュッセル自由大学に修士課程の留学をした際の初期費用についてでした。

大学3年生頃から「大学卒業後は留学したいなあ」とぼんやり考えていたのですが…渡航するまでに支払う金額だけで57万円もかかってしまうことが分かり、ちょっとビビっています。

ただ大学院の奨学金も調べれば案外出てくるもので、例えば今回紹介した「Master Mind Scholarship」の他、大学が自主的に提供している奨学金なども倍率が低いので狙い目です。

(多くの大学は奨学金を設けていませんが、ここだけの話、設立から日数の浅い学部や大学はこういった奨学金を置いていたりします)。

競争率が激しい政府奨学金などの他、大学のホームページなども詳しく見ていただくとよいかもしれません。

ABOUT ME
佐藤ユカ
立教大学卒の派遣社員。北海道出身です。 20代のライフスタイル全般に関する記事を投稿しています。
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