こんにちは!
今回は、祖先・ルーツ解析を行える遺伝子検査キットを比較してみたいと思います。
- 祖先を解析できる検査キットを買いたい
心当たりのある方は、どうぞスクロールしていって下さい。
祖先・ルーツ解析系の遺伝子検査キットって?
現在、遺伝子検査キットにも色々な種類があります。
例えば健康リスクや体質を調べられるもの、太りやすさの遺伝子的傾向などを調べられるものなど検査内容は様々。
ただし今回比較・紹介していくキットは
- 疾病・疾患に関する遺伝子的リスク
- 体型・体質などの遺伝子的傾向
これらの解析を主にした「祖先・ルーツ解析」系の検査キットです。
- MYCODE ディスカバリー
- GeneLife Haplo
上記商品の価格帯は1万円前後。
祖先解析は、健康リスクや体質の遺伝子検査をまとめて行える「Genesis 2.0」、「ジーンクエストALL」などにも検査項目の一つとして含まれていますが、現時点で祖先解析だけを中心とした検査キットは上記2種類のみです。
海外の検査キットとの違い
海外には「ヨーロッパ系・アジア系」といった祖先から受け継いだ血筋の割合を1%単位の結果で解析してくれたり、検査結果のデータベース上から遠い親戚を探せる本格的な検査キットもあります。
一方、日本の祖先解析系検査キットは、母親からのみ遺伝する「ミトコンドリアDNA」を調べ、約10のパターンから検査結果を出す所がほとんどです。
- ハプログループG
- ハプログループM8a
- ハプログループC
- ハプログループZ
- ハプログループD
- ハプログループM7
- ハプログループA
- ハプログループN9
- ハプログループB
- ハプログループF
- 10タイプ以外のグループ
現状として日本の検査キットからは海外の製品のように、精密な検査結果を期待することはできません。
しかし、一部日本への配送対応も可能な海外の検査キットブランドがあります。
国内の検査キットだけではなく、海外の検査キットについても知りたいという方はこちら「海外の大手遺伝子検査メーカー4社と商品の特徴【日本への配送可】」も併せてご覧ください。
それではさっそく、祖先・ルーツ解析系の主要遺伝子検査キットを比較していきましょう。
検査キットを比較する
価格 | 項目数 | 祖先解析外の項目 | |
MYCODEディスカバリー | 公式へ | 20 | ○ |
GeneLife Haplo | 公式へ |
1 | × |
価格についてはその時々で変動の可能性があるので、それぞれ商品の詳細ページへリンクを設置しています。クリックしてご確認ください。
ではこちらの検査内容にはどのような違いがあるのでしょうか。
次の項目では一つづつ検査キットを取り上げていきたいと思います。
MYCODE「ディスカバリー」
価格 | 公式へ |
---|---|
項目数 | 20 |
祖先解析以外の項目提供 | ○ |
健康・体質を両方調べられる検査キットや、がんのリスク解析に特化した検査キットを提供する「MYCODE(マイコード)」の商品です。
こちらの検査キットでは、母親からのみ遺伝する「ミトコンドリアDNA」からハプログループの種類を調べられます。
また祖先の情報に加え、体重・身長・鼻筋の通り(鼻梁の高さ)など体質・体型に関する19項目の検査も可能。
次にご紹介するGeneLife Haploと同じ価格帯でありながら、充実した内容が特徴です。
関連記事:MYCODE(マイコード)の遺伝子検査キットまとめ【2019年】
GeneLife「Haplo(ハプロ)」
価格 | 公式へ |
---|---|
項目数 | 1 |
祖先解析以外の項目提供 | × |
国内最大級のシェア率を誇る遺伝子検査キットメーカー・GeneLife(ジーンライフ)からも、祖先について調べられる遺伝子検査キットが出ています。
こちらのキットでも、全10種類のハプログループから検体提出者の当てはまるグループを解析する内容となっています。
ただ同じく祖先のグループを調べられるマイコードディスカバリーに比べ、検査項目が少ない点は少しデメリットかもしれません。
関連記事:GeneLife(ジーンライフ)の遺伝子検査キット全種類まとめ【2019年】
まとめ
今回は、祖先・ルーツ解析を行える遺伝子検査キットについてでした。
- MYCODE ディスカバリー
- GeneLife Haplo
特にMYCODEディスカバリーは、祖先の解析だけではなく体質などの一部項目も併せて調べる事ができます。
そのため二者で比べると、GeneLife Haploよりディスカバリーの方が充実した内容と言えそうです。
ただ日本の検査キットは先祖解析の結果が割とシンプルなので、パーセント単位で自分の祖先の系統を知りたい!という方は、海外の検査キットも参照してみると良いかもしれません。
一部の検査キットでは発注や問い合わせなど英語で行う必要があるため万人にはオススメしにくいですが、気になった方はこちら「海外の大手遺伝子検査メーカー4社と商品の特徴【日本への配送可】」も併せてご覧ください。