余市町、良い所すぎた。
こんにちは!北海道出身・東京在住のブロガー、佐藤です。
帰省中、母と余市町に行ってきました。
あんまりにも楽しい場所だったので、今回は札幌市から1時間半程度で行ける観光地・余市町についてまとめたいと思います。
- ワイン・ウィスキーが好き
- 札幌市から近い所で観光したい
こんな方はぜひスクロールしていって下さいね!
コンテンツ
余市町とは?

余市町とは小樽市から車で30分、札幌からは1時間~1時間半で着く北海道の町です。
特産品はリンゴ・ブドウ・ナシなど。
果樹栽培に適した土地で、余市町とその南に位置する仁木町にかけては北海道の中でも特にワイナリーの多い地域となっています。
またNHKで2014年から放送された朝ドラ「マッサン」のロケ地になったニッカウヰスキー余市蒸留所は、観光スポットとしてよく知られていますね。
余市への行き方
それでは、札幌市内から余市への行き方を見ていきましょう!
車の他、電車やバスなど公共交通機関を利用して行くことができます。
電車

- 札幌駅でJR快速エアポート・小樽行きに乗車
- 小樽駅でJR函館本線(各停・俱知安行き)に乗り換え
- 余市駅で下車
※料金や時刻表、詳しい経路についてはグーグルマップ等でご確認ください。
バス

バスの場合、例えば
- 札幌市内で札幌〜小樽行きのバスに乗車
- 小樽駅前で降車
- 小樽駅前のバスターミナルで積丹線または余市線のバスに乗り換え
- 余市駅前または余市駅前十字街で降車
または
以上の方法があります。
ただ休日には札幌市内から小樽・余市に向かう人が多く、混雑のために乗車できないこともありました。
札幌ー小樽間は増便も行ってないようなので、最初からJR線で行った方が安心かもしれません。
※料金や時刻表、詳しい経路についてはグーグルマップ等でご確認ください。
余市観光のコツ
余市を観光する際のポイントをみていきましょう。
現金を準備しよう【必読】

小樽から先の駅では、電車の乗降に電子マネーが使えません。
乗車賃の支払いは現金(切符)のみ。
- kitaka
- Suica
- PASMO
この辺のICカード類は利用できません。
また余市町内のタクシーや各店舗でもクレジットカード・電子マネー類は使えないことが多いので、現地での支払いは基本的に全て現金会計だと考えておきましょう。
とにかく現金必須です。
- JR北海道「きっぷのご案内」、2019年8月17日アクセス。
ワイナリー中心に見るならバスツアーも

余市観光にツアーの予約は必要なのでしょうか。
今回はツアーの利用なしで訪れたのですが、
- 余市ワイナリー
- ニッカウヰスキー余市蒸留所
こうしたメジャーな観光場所のみを見るなら、個人観光でも充分だと思いました。
ニッカウヰスキー余市蒸留所は駅のそばにありますし、余市ワイナリーも駅から2km程度なので、タクシーで片道950円程度で到着します。
ただ地元タクシーの台数があまり多くないのか、休日午後に帰りのタクシーを呼んだら15分~20分待ちと言われました。
そのため、できれば朝早めに訪れた方がスムーズに見て回れるかもしれません。
また、ワイナリーや余市の地域をじっくり見るならバスツアーの方が適しているかも。
一般公開はしておらずバスツアーでのみ見学できるワイナリーや、特定のイベントでしか見学できないワイナリー等もあるので、とことん観光するなら余市のイベント情報・ツアーパックを調べた方が良いです。
余市の観光・ツアー情報サイト
各観光会社からバスツアーなどのパッケージが出ており、中には余市だけではなく小樽なども一緒に見て回れるプランもあります。
ここでは、余市町に訪れられるバスツアー情報や、観光情報を得られるサイトをみていきましょう。
余市・仁木ワインツーリズムプロジェクト
(出典:余市・仁木ワインツーリズムプロジェクト公式サイト・トップページ)
余市・仁木ワインツーリズムプロジェクトは、余市町と仁木町が共同で行っている町づくり事業です。
ワインづくりの土地の文化・風土に触れ、ワインを通してその地域を知ることを目的とした旅のスタイルを「ワインツーリズム」と呼び、余市町・仁木町はこのワインツーリズムを用いた町おこしに取り組んでいます。
余市・仁木ワインツーリズムプロジェクトの公式ページからは、
- 余市・仁木ワイン&フードフェア
- 余市・仁木ワインツーリズム(モニターツアー)
など各種イベント情報が掲載されています。
ワイナリーや飲食店紹介のコンテンツもあるので、余市を訪れるなら事前にチェックしておきたいですね。
北海道体験.com
(出典:北海道体験.com・トップページ)
北海道体験.comは、アウトドアスポーツ・インドア体験・送迎付きプランなどを予約できるサイトです。
運営スタッフが実際に足を運び体験したプログラムを中心に掲載しており、他社に比べてローカル・地域密着型のプログラムが多い様子。
プログラム内容も日帰り・宿泊込みなど種類豊富なので、北海道からお越しの方にも本州からお越しの方にもオススメです。
シィービーツアーズ
(出典:シィービーツアーズ・トップページ)
北海道中央バスグループのシィービーツーアズが運営するサイト。北海道内をはじめ、全国各地の観光ツアーも取り扱っています。
こちらでは「La Fête des Vignerons à YOICHI(=余市・ぶどう栽培者のお祭り)」と呼ばれるイベントに参加できるツアーを扱っていました。
これは毎年7月~9月ごろに開催されている農園解放祭のイベントで、各ワイナリーで作られるワインのテイスティングをしたり、農園を見学できるという余市ワインファンにはたまらない内容となっています。
この季節付近に訪れる予定がある場合は、要チェックですね。
観光スポット
余市を観光する際に訪れたい、観光スポットをみていきましょう。
ニッカウヰスキー余市蒸留所

NHKの朝ドラ「マッサン」のロケ地にもなった場所です。
自由見学またはガイド付き見学があり、後者は公式サイトからネット予約可能。
いずれも見学料は無料。
ウイスキー・アップルワインの試飲も楽しめます。
所在地 | 〒046-0003 北海道余市郡余市町黒川町7−6(GoogleMap) |
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入場料 | 無料 |
公式サイト | https://www.nikka.com/agecheck/permission.html?href=https://www.nikka.com/distilleries/yoichi/ |
余市ワイナリー

2011年にオープンしたワイナリー。
- レストラン
- カフェ&ベーカリー
- ギャラリー・アトリエ
- ワイナリー見学コーナー
このような施設が集約されていて、ランチ後にサクッとワイナリーの様子を覗くことができます。
特にレストランの「白味噌パスタ」は絶品。白ワインと一緒にいただくともう最高です。
最近はお客さんの入りがとても多いそうで、休日のランチタイムは結構混み合っている様子でした。
早い時間に訪れるか、できれば予約を入れておくと良いかもしれません。
所在地 | 〒046-0003 北海道余市郡余市町黒川町1318(GoogleMap) |
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入場料 | 無料 |
公式サイト | https://yoichiwine.jp/wine/ |
食べログ | https://tabelog.com/hokkaido/A0106/A010602/1049628/ |
ベリーベリーファーム上田

2000年に誕生したオーガニック農園です。
ブルーベリーやラズベリーなどのベリー類の他、果物などのオーガニック作物を栽培しています。
手作りピザやハンバーグを振る舞う農園レストラン「ベリーベリーファームレストラン」もあり、レストラン横ではブルーベリー狩りの受付やパフェの販売も行なっていました。

所在地 | 〒048-2411 北海道余市郡仁木町東町15丁目41番地(GoogleMap) |
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ブルーベリー狩り体験料 | 公式サイトでご確認下さい |
公式サイト | http://www.natural-farm.jp/ |
食べログ | https://tabelog.com/hokkaido/A0106/A010602/1046516/ |
道の駅 スペース・アップルよいち
(写真を取り損ねてしまいました…画像はイメージです)
余市町内にある道の駅。
日本人で二人目となる余市町出身の宇宙飛行士・毛利衛氏の功績にちなんだ施設です。
宇宙食を購入できるショップや、CGドーム映像で星空を見られるデジタルプラネタリウムなどが併設された「余市宇宙記念館」があります。
所在地 | 〒046-0003 北海道余市郡余市町黒川町6丁目4−1(GoogleMap) |
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入場料 | 公式サイトでご確認下さい |
公式サイト(道の駅) | http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/1699/ |
公式サイト(余市宇宙記念館) | http://www.spacedome.jp/data.html |
柿崎商店 海鮮工房


(画質が荒くて大変申し訳ありません)
柿崎商店は、余市駅前すぐにある老舗の食品スーパー。
1階には主に海鮮類を販売する店舗、2階には海鮮丼・刺身、焼き物などを提供する食堂が入っています。
このお店のウニ丼がすごく人気で、この前訪れた時は軒先にかなりの行列ができていました。
白折丼(ムラサキウニ)・赤折丼(バフンウニ)の二種類がありますが、やっぱり赤ウニがおすすめ。味が濃厚で北海道のウニらしい味がします。
所在地 | 〒046-0003 北海道余市郡余市町黒川町7丁目25(GoogleMap) |
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公式サイト | なし |
食べログ | https://tabelog.com/hokkaido/A0106/A010602/1000224/ |
まとめ
今回は北海道の余市町についてでした。
佐藤は10代のとき余市に一度訪れたことがあり、今回は2回目の訪問でした。
前回の訪問と比べると、お客さんの賑わい具合もどことなくパワーアップしていたような。
実際、2015年に開始した「余市・仁木ワインツーリズムプロジェクト」の効果があって、最近はワイン用ブドウの生産者も増えているそう。
札幌で育った者のマインドとして、少し前までは「札幌から日帰り観光=小樽」という図式が定着していたのですが、余市の名前も日本を代表するワインの産地・観光地として多くの人に知れ渡るようになればいいなと思います。
小樽は海とロマンチックな町並み(+地ビール)、余市は北海道らしい農地の景観やワインを楽しめるアグリツーリズムの地。
お互い異なる見所があるので、二つの町をハシゴして楽しんでも良いかもしれませんね。
これからもっともっと多くの人に知って欲しいと思えるスポットでした。
- 日本農業新聞「ワイン=観光 パスタ=商品力 連携強め対抗 日欧EPAで北海道」、2019年8月17日アクセス。
あとがき
- 余市・仁木ワイン&フードフェア
- 余市・仁木ワインツーリズム(モニターツアー)
- La Fête des Vignerons à YOICHI
↑これメチャクチャ参加したい。来年は絶対応募するぞ。